スタイル:1枚入り
タイプ: 360mm×270mm
沖縄で育った青雁皮を100%使用した和紙です。
青雁皮を育て、採取し煮熟や塵よりなどすべての作業を工房で行い、上質な紙に
仕立てました。
仮名書や版画など繊細なデザインを載せるのに適しています。
日本本土に自生する雁皮と同じ沈丁花科の植物で、繊維は楮より短く、墨の滲みの
少ない上質な和紙です。
青雁皮紙は何とも美しい和紙で、天然素材の質感が温かみを感じさせます。
この商品をお求めいただける店舗(沖縄)
・沖縄県立博物館・美術館ミュージアムショップ
・パレットプラザ7階カルトレリア(那覇市松尾)
☆青雁皮紙について
青雁皮は奄美、沖縄本島、八重山諸島の海岸沿いに自生する沈丁花科の常緑低木です。
和紙の代表的な原料である楮、雁皮、三椏と同様に上質な和紙ができます。
繊維の長さは雁皮と三椏の中間位で、漉いた紙はフラットで光沢があり書や版画インク
のなじみも良く、繊細な作品作りに向いています。また、葉は和紙を漉くときのねりと
して利用することがでます。
9〜10月頃黄緑色の小さな花が咲き始め、11月頃から赤い実ができます。
観賞用としても楽しめる植物です。
琉球王朝時代、楮を原料とした和紙が王府の公用紙として漉かれたのに対して、青雁皮紙
は八重山を中心に漉かれ地方の記録紙として使われました。
1717年に沖縄で開発された芭蕉紙と共に沖縄ならではの独特な紙と言えます。
お問い合わせは直接電話でもOKです。
下記までどうぞ!
090−5084−6775(クラフト館・カナミネ)
沖縄県那覇市首里赤田町1丁目39番地